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元祖晒よし飴本舗市場家

Author:元祖晒よし飴本舗市場家
創業より現在までの三百有余年、昔ながらの製法で心を込めて手作りのお菓子を作って参りました。

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旧正月
え~…今日はあまり話題にされていませんが旧正月です。
日本では太陽暦の正月を重視してますが、
中国などでは今もこの旧正月を重視してますね。

日本でも江戸時代まではこの旧暦の正月を祝っていたそうです。
それが明治に入り、西洋文明に習う形で、
太陽暦の正月に合わせるようになったそうですが、
当時の人達は突然一ヶ月も早く年を明ける事になって
相当慌てていたらしいですね。

さて、2月3日は節分でした。2月4日は立春でした。
…実のところ、この春とは言い難い時期(今日も宮城は氷点下の朝でした)に
春になった事を示す「立春」という言葉を使うのか不思議だったんです。
でも、旧暦の2月3日、4日に合わせてみると3月半ば頃だったりします。
ああ、本来はそろそろ暖かくなる頃に心機一転で
悪いモノを追い出すという意味で、節分が生まれたんだなあ…と
気付かされた私でした。

市場家とも大河原とも関係ないですが、ネタが乏しいんで
ちょっとこんなネタで(笑)
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【2008/02/07 19:01】 | 豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
菓子種
よし飴をお買い上げの方はご存知だとは思いますが、
製品には飴と一緒に白い菓子種が入っています。
この菓子種はうるち米を加工して出来たものですが、
飴と一緒にしているのには勿論理由があります。

1つは衝撃に大変弱いよし飴を守る為のクッションの役割。
そして、隠れたもう1つの役割が飴の湿気を吸収です。
よし飴の最大の魅力は飴のサクサク感と、
口に入れた後にサラサラと溶ける事だと思いますが、
これは飴自体の水分量に大きく左右されます。
菓子種は飴の水分を吸い取り、よりサクサクした食感の飴にしてくれる
効果があるのです。
【2007/03/06 19:41】 | 豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
晒よし飴発祥の地
晒よし飴の発祥の地である宮城県角田市の大沼。
現在の阿武隈急行南角田駅の南東側にありました(地図)。
残念ながら、今は沼はなく、全て田んぼになっています。

ohnuma-1.jpg

画像左手の丘の斜面の白い建物が、現在の角田高校。
昔はここに石川公の舘である臥牛城がありました。
その石川公の御用菓子司を勤めておりました、
市場家の先祖は、大沼の岸辺にあった葦の束の断面を見て、
晒よし飴を思い付きました(詳しくはこちら)。

道路際に何本か葦が残っていました。
もしかしたら、当時の葦の子孫かもしれませんね。

ohnuma-2.jpg

【2006/09/23 20:40】 | 豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
よしについて
みなさんご存知かもしれませんが、
晒よし飴は「よし(葦)」という植物をモチーフに誕生した和菓子です。 (詳しくはこちら

さて、現在宮城県の貞山運河では、「よし」の育成が進められています。
近年、貞山運河を観光名所にしようという活動があるそうです。
このよしには水質の浄化作用があるようで、地元の方々がよしを植える計画だそうです。
最近、めっきり見られなくなってしまった「よし」。
こんな隠された力があったのですね。
【2006/09/14 20:31】 | 豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
室温と気温
秋とはいえまだ9月。
ここ数日あいにくの空模様のせいでもあるんでしょうが、気温が上がりませんね。

 前の更新で気温は湿度ほど飴には影響しないと書きましたが、作る人の体にとっては別です。
 元々、よし飴は室温が40度前後の高温の部屋で作られるのですが、
気温が高いと工場の温度が必要以上に上昇し、45度から50度程度まで上がってしまうのです。
 この為、9月から10月にかけての時期は、体調を崩しやすい時期でもあるのです。
【2006/09/13 15:58】 | 豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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