晒よし飴の発祥の地である宮城県角田市の大沼。
現在の阿武隈急行南角田駅の南東側にありました(地図)。 残念ながら、今は沼はなく、全て田んぼになっています。 ![]() 画像左手の丘の斜面の白い建物が、現在の角田高校。 昔はここに石川公の舘である臥牛城がありました。 その石川公の御用菓子司を勤めておりました、 市場家の先祖は、大沼の岸辺にあった葦の束の断面を見て、 晒よし飴を思い付きました(詳しくはこちら)。 道路際に何本か葦が残っていました。 もしかしたら、当時の葦の子孫かもしれませんね。 ![]() ![]() |
みなさんご存知かもしれませんが、
晒よし飴は「よし(葦)」という植物をモチーフに誕生した和菓子です。 (詳しくはこちら) さて、現在宮城県の貞山運河では、「よし」の育成が進められています。 近年、貞山運河を観光名所にしようという活動があるそうです。 このよしには水質の浄化作用があるようで、地元の方々がよしを植える計画だそうです。 最近、めっきり見られなくなってしまった「よし」。 こんな隠された力があったのですね。 ![]() |